FAQ
よくある質問
会社の印鑑はどのようなものがよいですか。
会社設立の際は会社の印鑑届を提出したうえで、申請書等にその印鑑を押印します。いわゆる「法人代表印」というものです。ビジネスの場面において代表者(代表取締役等)の印鑑証明書が必要なことがありますから、登記所への印鑑届が必要です。
提出する印鑑の種類については「辺の長さが1センチメートルの正方形に収まるもの又は辺の長さが3センチメートルの正方形に収まらないものであってはならない」とされています(商業登記規則第9条第3項)。
印鑑の形は丸印であることがほとんどですが、実際のところは形については規定がないので、角印でもよいですし、それ以外の形でも認められます。また、印鑑に掘る文字についても規定はありません。ただし、規定がないとはいっても関係のない文字を掘ると混乱を招きますから、商号に「代表取締役之印」などと代表者の肩書を入れることがほとんどです。
私などは実務の場で、まれにではありますが四角い印鑑や、商号と一緒に社長のフルネームを掘っているような珍しい印鑑をお見掛けすることもあります。印材についても、社長のこだわりを感じることがあります。
会社を設立するときは法人印があればよいですが、銀行印、角印(領収証などに押すもの)など、場面に応じて使い分けてください。